タイトルからして素敵だったけれど 中身はもっと素敵だった。 "素敵"としか言えなくてすみません。 さて、読書の秋です。 うちの旦那さんは本は際限なく与えてくれます。 読みたい本がみつかれば、 amazon様のお陰で翌日には手元にあったりします。 |
松浦弥太郎さんの本はinstagramで知り、 気になっていた本でした。 雑貨やさんで平積みされているのを偶然見つけて ページをパラパラ。 たった数行で「今の私に必要」と思い、購入しました。 一つ一つの物語が目に浮かび、 どの節も読んだ後は、良い気分になり、背筋がピンと伸びます。 私が大切にしていきたいもの、 それを持ち合わせている人たちのお話でした。 この先も時々読み返していくことと思います。 写真にある上の二冊はこの中で登場してきた本です。 高倉健さんの「あなたに褒められたくて」は二度目。 最後の一節を先回りして読んだら、 涙が出そうでした。 先日観た「あなたへ」の映画もそうですが 高倉健さんは私を泣かせる人です。 高村光太郎さんの詩は 恥ずかしながら教科書に出てきた「レモン哀歌」しか知りませんでした。 松浦さんが10代の頃、帰りの電車賃をはたいて買った「高村光太郎詩集」 私も「最低にして最高の道」 その詩を読みたくなりました。 なるほど、と思いました。 私は詩がもつ余白が好きです。 余白には読み手の想いがすっと入れるスペースがあります。 高村光太郎さんにも松浦弥太郎さんにも ブレない美しいフィルターがあるのだと思いました。 |