このblogのタイトルでもある forget me not blue(わすれな草色)を頂きました。 初めて見たその花に感激。
blogのタイトルを決めるのに 色の名前を片っ端から見ていて 目に止まったのがこの名前でした。
forget-me-not-blue
こんな素敵な名前の色があるの!?と そして"わすれな草"という日本語の響きも美しかったし 名前の由来もまたロマンチックなのです。
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中世時代、騎士ルドルフはドナウ川の岸辺に咲くこの花を 恋人ベルタのために摘もうと岸を降りると 誤って川の流れに飲まれてしまいました。 ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、 "Vergiss-mein-nicht!“(僕を忘れないで) という言葉を残して死んでしまったのです。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、 彼の最期の言葉を花の名にしたそうです。
この神話から、この花を身に付けると 恋人は自分のことを忘れないと思われていました。
中世時代、女性は恋人への愛の証として、 「forget-me-not」の花を身に付けていたそうです。
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